2015年5月3日日曜日

3DCADについて(補足)

どもども。

そういえば、3DCADについて、で書いた時に一つ書き忘れた事があるので、まとめます。

3Dデータを作る時のソフトが実は2種類あって…。
1つは先日に書いた通り、3DCADと言われる、数値によってデータを作成するソフト。
もう一つは、CG系と言われる、数値よりも感覚でデータを作成するソフトです。

何というか、感覚です。
人の顔とか、植物とかを主にCG(アニメやゲーム)で使用する時に使うソフトです。
有名なのはblenderとかmetasequoiaとかですかね。
出来たものは、MMD(mikumikudance)とかでよく使われてます。
ニコニコ動画とかyoutubeでMMDで検索すると、キャラクタが動いてる動画とかが出てきますが、
キャラクタはこれらのソフトを使って作られています。

これらのCG系3Dソフトは、数値データ(何mmか)とかではデータ作成をしなくて、
ここがこのくらい膨らんでる、ここはこのくらいへこんでる、とかでデータを作っていきます。
なので、数値を入力する時も単位が独自単位だったりします。
この独自単位が大変で、いざ3D印刷しようとしたときに馬鹿でかくなったりする、という事があるらしいです。気を付けてください。

さて、僕の目指す、ポリシーには「何個でも誰でも同じものが作れる」というのがあります。
これはデータでも同じ考えで、数値制御されない、個人の間隔に頼るCG系はこのポリシー的には向かないな、と思い、選択しませんでした。

あと、人の顔、キャラクターを作るには使いやすいと思いますが、
工業製品を作るには作りにくいな、と思います(※個人の感想です)
工業製品って生産される時から寸法で制御されて作ってるから、まぁ当たり前ですよね。

逆に、人の顔や葉っぱとかを作る時にはCADソフトは使いにくいと思います。
自然界には直角や直線は存在しない、という問題に帰結すると思いますがw

という訳で、僕がやろうとしていることに関しては、CAD系を選択した方が楽だと考えます。
以上、CG系とCAD系の違いでした。

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