2015年5月7日木曜日

富山ライトレール(2014夏)

どもども

某所からせっつかれてしまいました(笑)

さて、2014年の6月からでしょうか。
8月の富山のイベントに併せて、何か車両を作ろう、と言う話を出しました。

富山の車両として思い浮かべたのは駅前を走るたくさんの路面電車。
普通に走ってる路線が路面電車になる、というのは面白いな、と思っていました。
それに3月に乗ったし。
乗ったことがある、というか実物を見たことがある、というのは結構重要で、作ろうとしたときに何となく「あーここはこうだったな」というのが分かります。

というのが選定理由で、ライトレールの車両です。
塗り替えていけば、地鉄市内線、万葉線、それに全国各地の路面電車も同じく使えます。

次に、技術的な話、というか制作時の具体的な話。
路面電車のスケール的なハナシと、ぺたぞうさんの好みから、なるべく車長が短い感じに。
と言うことで諸々検討した結果、C57のテンダ動力を使用。
この車両なら定番品で常に入手出来て、特殊な連結器も捻出出来て、その特殊な連結器のおかげで後尾車も前後入れ替えて後ろ向きに引っ張る事が出来るので、採用。
2両編成で、前後が同じ形である、と言うことは、設計は1両分でいい、と言うことです。
また、何両も作ることから、複製作業を楽にするため、平面の部品の組み合わせで作成。
部品で制作した場合、一両あたりいくらになるかの試算も兼ねました。

と言うことで設計&発注。
DMMのアクリル樹脂で発注しました。
そんなに積層段差は目立たなかった。
複製をぺたさんに、組立と塗装は空転さんがホテルでやってくれました。

と言うわけで完成。
例によって写真ありません。
誰か写真持ってない?w

と言うわけで、まとめ
・1両分の設計時間は約3日。
・パーツの分割については、複製は楽だった。設計的には全体を一気に作らなくていいから楽だった。複数人で作る時に向くかもしれない。しかし、組立時に、接着が必要で、強度的に不安なのとずれるという点、作業工数的な問題。
・設計ミスがあった。
→低床さを出すために車輪ぎりぎりに作りすぎたことで、レールを走れない。(もともとプラロードの道路を走らせるつもりだったが途中で方針変更した為変更を忘れていた。)
→ナットの押さえの寸法ミス(FDMでの試作時に入らなかったので広げたらだめだった)

と言うわけで、走らなかったので端っこにちょこんとおいておいたけど、8月富山で気づいた人いるかな?

やはり、分けて複製して組み立てる、というのは、接着の強度や手間の観点からなるべく辞めたいなぁ、と思いました。
パーツ毎に塗装が出来たり、失敗した時のロスが少なくなる事がメリットだと思い挑戦しましたが・・・。
強度が必要でないものならいいかも。
Nゲージとか。

あと、3Dプリンタ的には高さ方向が低くなって造形時間が短く出来るのがメリット。

と言うわけで富山ライトレールでした。

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